現在、財産分与は、離婚後であっても、離婚が成立した日から「２年以内」であれば、請求することができます。言い方を変えれば、離婚が成立した日から２年を経過してしまうと、財産分与の請求ができなくなってしまいます。　　　　

なお、離婚後２年以内に財産分与が終わっていなくても、離婚後２年以内に財産分与の調停や審判の申立てをしていればよいです。

ところで、法律が改正されたことで、財産分与を請求できる期間が、離婚が成立したときから「５年以内」に変更されました（施行はこれから）。現時点で、その法律の施行日は具体的には決まっておりませんが、その法律の施行後は、離婚後５年間は財産分与の請求ができることになりました。なお、施行日前に離婚した場合は、従前どおり２年です。

当事務所（旭合同法律事務所岡崎事務所）では、財産分与に関するご相談にも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください（電話０５６４－６４－３４９０）